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 ニューヨーク女はじめての一人旅 旅行記

2001年9月6日〜19日

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 ドキドキの1週目 

●9月6日(木) さぁ、NYへ!!!

海外旅行は4度目。でも個人旅行は初めてなので緊張しました。
成田空港まで緊張していて、行きのときに切符を無くしてしまいました。
改札のおばちゃん駅員に話したら、今度から気をつけなねって許してくれました。
あ〜、よかった。
成田空港ではいつものとおりにマックでお昼をすませ、搭乗まで待ちました。
デルタの飛行機のイスはかなり固いです。隣に座った夫婦は(何人かは分からないが英語が堪能)
私のことをちらちら見ていた。

午後、NY着。
税関(パスポート見せるところ。こういうんだっけ?)は人であふれていた。
私の前の人は日本人の女の子で税関スタッフと話しているんだが、
同じ年くらいかと思ったら"I'm 25."と答えていた。次の質問は「どこに泊まるの?」だったのに
"Sight seeing!"ってめちゃめちゃ笑顔で答えていた。日本人の愛想笑いはこう見えるのか、と心の中で思う。

その後、出ようとしたら、荷物検査に引っかかった。"come here"とスタッフに連れられ、バックを開けろといわれる。
キレイに整理されてたんだけど、生理用品がどどんと開けたとたん目に入ってきたので恥ずかしくて手で隠した。

そのあと、B&Bを予約した仲介の人からはタクシーで来いといわれていたが、節約のため無料のバスに乗り込む。
バス停はちょっと分かりにくいけど、出口でて左手奥です。
そのあと、地下鉄に乗り換える。今思えば7days passはベンデイングで買えるのにもかかわらず、ひとりの人が
窓口で購入したためNYはじめてらしい人たちの行列ができていた。私もその列に並び、7days pass,pleaseといった。
改札は回転式のやつ(ひとり入ると、かちゃってまわる銀の棒)だった。キャリーケースの持ち手がひっかかり、
またぎながら何とかすり抜けた。(おじさんが不思議そうに見ていた)
地下鉄はかなり揺れる。なんどか派手に転んでる人を見た。(その中のひとりなんだけど)
降りる駅が分からず(アナウンスなしなんだもん)かなり遠くの駅で降りるハメに。

地図を見ながら、とぼとぼ歩いていると、ビラ配りのおじさんが話し掛けてきた。
私は危険を感じ、無視をし、歩きつづけた。けっこう途方にくれてて、体力も限界だった。
同じ道をぐるぐるまわっていたのか、またおじさんが話し掛けてきた。
そしてどうしたの?ときかれ、23stまで行きたいんです。といった。タクシーにのって行くっていったんだけど
半泣きで、(周りのNYの人歩くの速くて怖いんだもん)?みたいな顔された。でも次に、
”WANNA TAXI?"
と返してきてくれて、タクシー捕まえてくれて、行き先も伝えてくれました。
おじさん、ありがとう!!

タクシーにのってB&Bへ。
ホストは一人暮らしのハニーアンさん。約束の時間になっても私が現れないので空港に電話したり
仲介のひとに連絡したりとても心配したと話していた。teaをだしてくれ、夕食は何食べに行くの?ときかれた。
もう今日は疲れたから、外には行きたくない、といったら、お水を飲んだほうがいいといわれ、買いに行きなさいといわれた。
(teaはいいんだけど、お水はくれないんだよね・・・)
お水買いに行ったら種類がいっぱいあって、よく分からなくて炭酸水買っていってしまった。
ハニーアンに見つかり(もう母親を恐れる子ども状態・・・)お店に行って取り替えてきなさい、といわれる。
う。。と言葉に詰まったら一緒に行こうか?といわれ、またそのスーパーへ。
そこで「この子は今日ここに着たばかりの日本人の19歳の女の子なの。間違えてお水を買ってきてしまったから
取り替えてもいいかしら?」とそこの店長に話す。開けてしまったその炭酸水ボトルは返品可能なの?!と疑問をもちつつ
交換してもらった。その帰りに近くの食べ物や(デリ)にまわり、夕食を買った。
疲れたので、おふろに入って就寝。

●9月7日(金) NYに戸惑う?!

"DR"とかかれているプラスティックバッグをよく見る。それはNYで有名?なコンビニである。
ファーマシー大好きッ子としてはほぼ毎日通った。平気で3時間ぐらいいたし、いろんなストリートのところいったなぁ。
値段も商品も微妙に違うんだよね。

この日に行ったのか、さだかじゃないんだけど、メトロポリタンミュージアムに行きました。
Studentというだけで安くなります。はじめ、国際学生証を作ろうかと思ったけど、日本ので充分だし、自己申告のみって
美術館も多かったです。広くてとてもよかった・・・とおもいます。(記憶が・・・残っていないかも)

そして自由の女神、ブルックリン橋、WTC、チャイナタウン。夜はオフ・オフ・ブロードウェイのデ・ラ・ガーダを見に行きました。
自由の女神の船に乗っているときは、寂しかったです。観光客って絶対2人以上できてるし、船の中にひとりってさびしい〜
まあ、これぞNYのシンボルってのを見れてうれしかったですけど。ブルックリン橋には前々からきたかったんですね。
あるポイントから見ると3つの橋がいっぺんにみられるんです。(みましたよ〜)この日は天気がものすごくよくて、きもちよかったな〜
チャイナタウン。ここへも時間を見つけて3日連続とかで行きました。
B&Bの前に泊まっていた人の記録からフットマッサージを受けに行くことにしました。
私の担当は中国出身のエンジェル。私は高校のときに中国語を選択していたので会話は中国語と英語と日本語。
ジーンズはいていったのがしっぱいで、おしりくらいまでおろされて腰をマッサージされました。もうどうにでも慣れ状態・・・
エンジェルはいい子でよかったです。

デリで夕飯を買って家に戻ると、ハニーアンの一喝。
こんな天気のいい夜に家にいるなんて"What a shame!"。。。あ〜そうですか、って返事はしてないけど、
これから出かけるのかよ〜っておもいました。一日、歩き疲れてるんですけど。みたいな。
なんでも彼女のお気に入りのミュージカルがあるらしく、それをみてこいというのです。
劇場は私の苦手なユニオンスクエア。渋谷みたいに若者がいっぱいいてこわいんです・・・
雑誌をみて住所と電話番号と劇場名をチェック。"I'm going out!"とアンの家をでて、ユニオンまで歩いていくのでした。

出たはいいけど、やっぱり劇場分からない。チケット買うのもどこだか分からない。
ていうか、NYのお店全部、店構えがないんです。だから入りにくいし、分かりにくい。
もう、聞くしかないと思ったので、買い物袋を二つぶら下げているおばさんに声をかける。
"Excuse me but..."私がデ・ラ・ガーダというと、空港の名前?といわれた。たしかにNYには似てる名前の空港があるけど。。。
違います。ミュージカルです。といったら、わからないといわれました。でも、横断歩道を渡ってる最中にきいたので
信号が赤になりそうになり、とにかくこの道路を渡ってから、みたいに言われてどきどきしました(なんでやねん)
さてさて、お次は犬の散歩の休憩中の奥様にたずねました。次は空港と間違えられないように、
ミュージカルのシアターを探してるといいました。
"Oh, Theater?"そのTHの発音に感心しながら、そうです、そうです。と答える私。2ブロック行った裏にあるわよ、とのこと。
さっそくそこへ向かう。てか、さっききた道じゃんと思いつつ、ここがチケット売り場なのかと思いながら、入る。
若者が多くて緊張したけどチャイニーズの女の子にまじって、後に続いた。
デラガーダのチケットください、といいやっとチケットget。あ〜長かった・・・!

で、このデラガーダ!かなりすごいです。たしか2003年に日本にもきたと思います。
(違う名前だったけど)席がなく、たったまま見るんですねで、
役者さんは全員宙ずり。水なんかも吹き出して、かなり濡れました。
(役者さんと観客の距離が近く、キャストに鼻を触られました・・・
濡れた手で鼻をちょんと。長い髪の女の子に・・・緊張したぁ)生歌、生演奏。迫力あります。
このミュージカルで一気に不安もロンリネスもふきとび、NYが好きになりました。
午後8時、終了。夜のNYは危険!!って思っていたのでかなりダッシュで家に帰りました。(ていうか、バス停まで走った)
家に帰ると、アンが「あら〜早いじゃない。全部見たの?」と一言。全部みたよ!こわいから急いで帰ってきたんだよ!
とはいえなかったけど「うん、全部見たよ。すごいよかった」と答えました。充実の一日。お風呂に入って就寝。

●9月8日(土) ゴスペルツアーとさやかとの出会い

この日はNYに来る前に予約しておいたゴスペルのツアー。2000円くらいかな?ベーグル屋の朝食付きで。
また仲介のひとにはタクシーできてくださいといわれたけど、8st行くくらいバスでいけるわいと思って、
バスと徒歩で待ち合わせの場所へ。
日本人がぽつぽつと集まりだし、ジャージにノースリ、ウェストポーチをみにつけNYッ子にすっかりなってる私はちょっと浮いていた。
(一人旅なので、ひとりで行動してるからよく長くいる人と間違われます。道も日に2回は聞かれます・・・笑)
朝食のベーグルとフルーツをたべ、コーヒーを飲みながら、仲介の仕事をしている本日の案内人トシさんを待つ。
「みなさん、おはようございます」と明るく、トシさんが入ってきました。
ハーレム地区まで地下鉄で移動。その車中、さやかと出会う。私は座っており、さやかともうひとりの男性が立って話していた。
どこ出身なの?埼玉だよ。・・・!私も埼玉じゃーと心の中で叫び、次の瞬間「私も埼玉からだよ」と会話に割り込みました。
さやかは大学3年生で、東京の有名R大学に通っている才女でした。
年が近いこともあり、私たちはすぐに打ち解けてハーレムのゴスペルに参加しました。

ゴスペルの教会に着くと、もう黒人さんたちは用意をしていて、私たちには楽譜と説明書が配られました。そして歌うんだけど、合いの手が日本人がやるとなんとか節に聞こえて・・。笑ってしまいました。よ〜はいはい!みたいな・・・
そのあと、タイムズスクエアーにみんなでいきました。そのとき、ちょうど運がよくミュージカルスターたちが大勢集まって歌会?みたいなものをやっていました。トシさんいわく、年末にしかこんなに人は集まらない、ラッキーだよ!って話していました。悲しいことに私はミュージカルスターを誰一人知らない・・・暑いし早くどこかへ移動したいと考えてた、実のところ。
さやかがミュージカルを見に行くまで時間があるというので、チャイナタウンを案内すると申し出ました。
(さやかはカナダの短期語学留学のあと、NYへ旅行に来ていました)チャイナタウンは3度目の私。
さやかに買おうか悩んでるものを見せ、相談したりしました。あっというまにお別れの時間。メールアドレスを交換して、
日本でも会おうねといって別れました。(2年経った今でも友達です)

そのあと、SOHOにひとりで行って、フリーマーケットをみました。入るのに入場料がいるので外から眺めているだけ。
貧乏人にはつらいです。
だらだら散歩し、アンの家へ。夕食を買出しに行って今日も就寝。

●9月9日(日) リッチにイタリアン&NYの夜景

昨日のツアーの中に前にアンの家に泊まっていた美香さんという人がいたということを聞きました。(知ってたんだけど、見つけられなかった)その彼女にNYのこといろいろ聞いてみたいとアンに話したら、彼女の今の滞在先に電話を入れてくれました。美香さんはテニスの試合を見に行く予定だったのだけれど、チケットが取れずに夜あいているといっていた。
そこで私たち3人は夜ご飯を食べに行く事になりました。夜になり、私たちは近くのイタリアンレストランで食事をしました。
貧乏旅行の私はいつもデリでしか食事をしていなかったので、レストランは最初で最後だな〜と思いつつ・・・
アンがお金の心配をしてくれたけどクレジットカードがあるから大丈夫だよと答えました。
お酒が飲めないのでスパークリングウォーター。
これがまずい・・・苦手じゃ。かといってお酒は飲めないし。。
ただただ我慢。水って頼んだのに、この店の水はこれらしい・・・
食事のほうはばっちり。いつも嫌いなブロッコリーがかなりおいしくて、パクパク食べました。塩味でおいしかった〜!
美香さんは29歳の国会議事堂で働いてるひとでした。旅行は20カ国とかいってるけど一人旅は初めてだといっていました。
月曜日に帰るのでその前に夜景をもう一度みたい、とのこと。フェリーにのってみれるんだよ、という美香さん。
見たい、見たいという私を連れて行ってくれることになりました。

アンとはレストランで別れ、美香さんと私はスタッテン島に向かうフェリーへ。
眠い眠いといっていたら、「大丈夫?」とやさしくいわれました。
眠いなんていっていてはだめですね。出航時間がわからなく、かなり待たされました。
待たされてる間に利用客が増えていきます。
ひとりの黒人の女性に「いつ出航はわかります?」と聞かれた。
「分かりません」と答えて終わる・・・。ていうか、長い!夜がふけていく・・・
たぶん10時ころに船がきました。船に乗り込み、だんだん遠のいていくマンハッタンの夜景を眺めました。キレイだった〜・・・!!
最後の夜に私と過ごしていいのかな〜と美香さんに言ったけど、いいよ!と答えてくれました。
いい夜景を見せてくれてありがとうございました。帰りの時間は12時を過ぎていました。
バスでアンの家まで送ってくれ、美香さんはタクシーでそこから帰っていきました。
美香さんの旅行の予定表を見せてもらったのですが、びっしり。
何でそんなこと知ってるの?!という場所や知識があり、聞いてみたんですが、本を読んだということでした。これだよ、これと。
でも、その本をみたら、なんと私の持っている本と同じでした。
有効活用とはこのことをいうのか!私は自分の計画性のなさに失望しました・・・
(美香さんを見習い予定は大事!という考えに変わりました)

この日は夜景の興奮さめないまま、就寝。

●9月10日(月) 図書館で時間つぶし

NYで出会ったさやかも美香さんもこの日で帰国です。そんなこと思いながら、図書館前でぼーっとしていました。
図書館にはパソコンがあり、ネットしました。(たぶん禁止されてる)yahooJAPANまでつないだんだけど、全部文字化け。
あたりまえだけどね。んで、後ろから声をかけられました。"Excuse me...How did you get in Yahoo?"とかそんなかんじの英語で話し掛けられました。(きづかなかったんだけど、日本のyahooに行きたいということはその彼は日本人だったのに、私たちは英語で会話をしていました)いきかたをとりあえず説明したんだけど、なんか物足りないような顔をされたので彼のパソコンまでいき、つないであげました。"Oh,Thank you!""You're welcome."・・・でもなんで日本人であることにお互い気づかなかったんだろう・・・
NYすごし!(?)

明日、最終日なので夜にミュージカルを見ることにした。劇場までチケットを買いに行く。
明日のチケット1枚下さいといってカードで支払う。日本人なので受付のお兄さんが日付とシート番号を親切にも
書いてくれた。(英語が悪かったので心配したんでしょう)なんか、チケットを買うとか話すとかになれてきたな〜。

●9月11日(火) テロ事件発生

朝、明日の帰国に向けてパッキングしている最中のこと。
アンがダイニングから"ICHIKO! COME ON!!!"と大声で叫びました。何のことかと思って急ぐと、テレビでWTCの生中継・・・

この日の日記は、かけません。
今でも私の胸に大きく残っています。そして、トラウマとなり恐怖が思い出されます・・・


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